溺愛なんてされるものじゃありません
「美織おかえり。何か良い事でもあった?」
庶務課に戻ると、さっきまでと顔つきが違う私を見て裕香が聞いてきた。
「ちょっとね。さぁ仕事頑張ろう。」
私は裕香に笑顔を見せ、デスクのパソコンに向かって仕事に打ち込む。蓮さんとちょっと会えただけで元気になるなんて、私ってなんて単純なんだろう。
そして仕事が終わり、今から庶務課の忘年会の時間だ。更衣室で着替えてから裕香達と会社を出た。場所は会社から近いので徒歩で向かう。25日もまだクリスマスのはずだけど、街にはクリスマスムードはあまり残ってないなと思いながら歩いた。
「お疲れ様でしたー。」
ビールの入ったジョッキを持ち、みんなで乾杯する。やっぱり仕事後のビールは格別だなと思いながらも、睡眠不足なのもあるし今日はお酒控えめにしよう。
みんなで話をしながら飲んだり食べたりして、忘年会は盛り上がっていた。私は席を外しお手洗いへ行く。そしてまたみんなの元へ戻ろうとした時、聞き覚えのある声に呼ばれた。
「あれ?美織じゃん。」
「杉村さん…。」
私に声をかけてきたのは杉村 隼人、同じ会社の経理課で…私の元彼だ。ずっと会ってなかったのに、何故このタイミングで会うかな。
「同じ会社でもなかなか会わないし、なんか久しぶりだな。俺は経理課の忘年会なんだけど、そっちは?」
「こっちも庶務課の忘年会です。では失礼します。」
私は思いっきり営業用の作り笑いをして足早にこの場を立ち去った。
席に戻り、気分直しにビールを一気に飲む。私は正直元彼には会いたくなかったのに…。
庶務課に戻ると、さっきまでと顔つきが違う私を見て裕香が聞いてきた。
「ちょっとね。さぁ仕事頑張ろう。」
私は裕香に笑顔を見せ、デスクのパソコンに向かって仕事に打ち込む。蓮さんとちょっと会えただけで元気になるなんて、私ってなんて単純なんだろう。
そして仕事が終わり、今から庶務課の忘年会の時間だ。更衣室で着替えてから裕香達と会社を出た。場所は会社から近いので徒歩で向かう。25日もまだクリスマスのはずだけど、街にはクリスマスムードはあまり残ってないなと思いながら歩いた。
「お疲れ様でしたー。」
ビールの入ったジョッキを持ち、みんなで乾杯する。やっぱり仕事後のビールは格別だなと思いながらも、睡眠不足なのもあるし今日はお酒控えめにしよう。
みんなで話をしながら飲んだり食べたりして、忘年会は盛り上がっていた。私は席を外しお手洗いへ行く。そしてまたみんなの元へ戻ろうとした時、聞き覚えのある声に呼ばれた。
「あれ?美織じゃん。」
「杉村さん…。」
私に声をかけてきたのは杉村 隼人、同じ会社の経理課で…私の元彼だ。ずっと会ってなかったのに、何故このタイミングで会うかな。
「同じ会社でもなかなか会わないし、なんか久しぶりだな。俺は経理課の忘年会なんだけど、そっちは?」
「こっちも庶務課の忘年会です。では失礼します。」
私は思いっきり営業用の作り笑いをして足早にこの場を立ち去った。
席に戻り、気分直しにビールを一気に飲む。私は正直元彼には会いたくなかったのに…。