溺愛なんてされるものじゃありません
「美織、どこ行ってたの?もう食べちゃってるよ。はい、これ美織の分。」
裕香が取り皿と箸を渡してきた。広場のあちこちからバーベキューのいい匂いがしてきて、私のお腹も騒ぎ始める。
「ありがとう。よし、食べるぞー。」
大きく口を開けて次から次へ肉を食べる。部屋の中で食べる肉も美味しいけど、外で食べる肉もまた格別に美味しい。これでビールでもあれば最高なんだけどな。
そんな事を思いながら食べていると、ふと私の視界に蓮さんの姿が入った。相変わらず綺麗な女子社員に囲まれている。私は蓮さんに近づくな〜っという念を飛ばしながら、睨みつけるようにじぃっと蓮さんとその周りにいる女子社員達を見た。
「あ…。」
私はある事に気付き、パッと蓮さん達から目を逸らす。蓮さんの周りにいる女子社員の共通点…みんなスタイル抜群の胸がボン、ウエストはキュッ、ヒップも上向きにボンとしている。
そうだよね。多分蓮さんが今まで付き合ってきた女性も恐らく美人でスタイル抜群だと思う。
蓮さんの中ではあのボンキュッボンが当たり前だとすると…もしかしてクリスマスの日に私の身体を見て幻滅したのでは?だからキス以上の事を求めなくなっちゃったのかな。
「こうなったらやけ食いしてやる。」
私は勢いよく肉を頬張る。
「美織、凄い食欲ね。」
「…どうせボンキュッボンなんて無理だから。」
「えっ何の話?」
「何でもなぁい。」
バクバクと食べる私を見て裕香は不思議そうな表情をする。
裕香が取り皿と箸を渡してきた。広場のあちこちからバーベキューのいい匂いがしてきて、私のお腹も騒ぎ始める。
「ありがとう。よし、食べるぞー。」
大きく口を開けて次から次へ肉を食べる。部屋の中で食べる肉も美味しいけど、外で食べる肉もまた格別に美味しい。これでビールでもあれば最高なんだけどな。
そんな事を思いながら食べていると、ふと私の視界に蓮さんの姿が入った。相変わらず綺麗な女子社員に囲まれている。私は蓮さんに近づくな〜っという念を飛ばしながら、睨みつけるようにじぃっと蓮さんとその周りにいる女子社員達を見た。
「あ…。」
私はある事に気付き、パッと蓮さん達から目を逸らす。蓮さんの周りにいる女子社員の共通点…みんなスタイル抜群の胸がボン、ウエストはキュッ、ヒップも上向きにボンとしている。
そうだよね。多分蓮さんが今まで付き合ってきた女性も恐らく美人でスタイル抜群だと思う。
蓮さんの中ではあのボンキュッボンが当たり前だとすると…もしかしてクリスマスの日に私の身体を見て幻滅したのでは?だからキス以上の事を求めなくなっちゃったのかな。
「こうなったらやけ食いしてやる。」
私は勢いよく肉を頬張る。
「美織、凄い食欲ね。」
「…どうせボンキュッボンなんて無理だから。」
「えっ何の話?」
「何でもなぁい。」
バクバクと食べる私を見て裕香は不思議そうな表情をする。