空に星が綺麗
『青空ちゃんを迎えに行って星川くんの家につきました』

すぐにメッセージがきた。

『ありがとうございます、助かりました

ようやく仕事が終わったので家に帰っているところです

夕飯はまだですよね?

青空もお腹が空いていると思います

申し訳ありませんが、また食事の方をお願いしてもよろしいでしょうか?

冷蔵庫の中の食材は勝手に使って構いません』

画面の右上に表示されている時計に視線を向けると、もう少しで8時になるところだった。

「青空ちゃん、またお姉さんがご飯を作るから少しの間だけ待っていられる?」

私が声をかけたら、
「また作ってくれるの!?」

青空ちゃんは嬉しそうに返事をした。

「うん、待っててね」

私は返事をすると、キッチンの方へと足を向かわせた。
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