過去にとらわれず素直になろうね?
3月












星弥は卒業した











星弥は泣きそうになってた











いままでの思い出とわたしのこと少しは考えたのかな?











考えていたら嬉しいけどなぁ〜












わたしは泣かなかった












いままでもこれからも星弥のことを考えてるのは変わりがないから











卒業式後












星弥が最後のホームルームを終えて剣道部やいろんなひとの記念写真を撮り終えたあと











いきなり後ろから





「葵♪」







後ろから抱きしめてくれた











「びっくりしたじゃん!!」












「寂しい?」










「ううん、すぐに星弥のところに行くから」













「少しは寂しがれよw」











「まぁ少しは寂しいよ」












「あー、葵と同棲したい」











「わたしも」








「1年待ってるから」










「うん、待っててね」











「じゃ、これプレゼント」







第二ボタンとネックレスだった










「俺とお揃いだから」









「めっちゃ嬉しいありがとう!」













「わたしからもあげる♪」















わたしはネクタイとお揃いのスマホケースをあげた










「入学式のときこのネクタイつけてね?」










「俺の好きな青じゃん!」








「うん、わたし見れなくて悲しいな〜」











「いつか見れるよ!」













「そうだな」








そして、わたしと星弥は夕日を見たときのように














深くて甘いキスをした












ずっと一緒だと心に誓いながら










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