神様がくれたプレゼント
目の前には……かなり立派なマンションが。
普通の収入では、絶対住めないようなマンションだ。

「麗大さん、凄いね」

翔さんは、マンションを見上げて感激していた。

「お前の実力だろ?これでも少し抑えたんだよ。お前そういうの嫌いだし……」

「ほんと、俺のことを分かってるねぇ」

「当たり前だろ?いつからの付き合いだと思ってるの?お前の考えはだいたい分かるよ」

「はは……」


翔さんは、照れたように笑った。

その2人の会話が羨ましかった。信頼し合っている関係って……素直にいいなぁって思った。

「美桜さんも行くよ」

「あっ、はい」

私たち3人は、マンションに入っていった。
< 27 / 85 >

この作品をシェア

pagetop