神様がくれたプレゼント
こんなに近くで翔さんを見たことがなかったので、男らしい姿に、ドキドキが止まらず顔が赤くなるのがわかった。

普段、あまり意識していなかっただけに余計に気まずい。私は、平然を装い、彼に問いかけた。

「ありがとう。大丈夫。翔さん、ご飯は?」

「あぁ、あまり食欲ないんだ」

「コーヒーでも入れる?」

「うん、頼むよ」

私は、翔さんと自分のコーヒーを入れた。

「はい」

「ありがとう」

「もし、食べれるのなら、野菜スープ作ったけど、どうかな?」

「それなら食べる」

「わかった。今、持ってくるね」

「色々とありがとう」

「気にしなくていいよ」

彼がいつもより、疲れているのが気になった。
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