神様がくれたプレゼント
京都に着いて、温泉がある旅館に泊まった。
離れにあるのでゆったりくつろげる。部屋に、お風呂が付いていていつでも温泉が入れる。


最高だね。

ここで暫くゆっくりしよう。まずはお風呂に入って疲れを癒やした。お風呂から出たころには、食事が用意されていた。どの料理も美味しかった。

「翔にも食べてもらいたかったな……」

今、思うと2人で出かけることなんてなかったな。馬鹿だね。私なんかと出かけたら、彼女にバレちゃうもんね。そんなこともわからなかったなんて……。それなのに私の心には翔が住みついて離れない。


🎶大丈夫だよ~
いつも僕がそばにいるから
安心して~
何も怖くはないよ~
僕はいつも君の味方だから
1人じゃないよ


この曲を聴くと落ち着く。翔の声に似てるなぁ。初めて聴いたときより、今聴くほうが安心する。翔が言ってくれてるみたいで……。

< 66 / 85 >

この作品をシェア

pagetop