神様がくれたプレゼント
離れに行く途中、ライトアップされている庭園を見かけた。

「わぁ〜、キレイ」

私は食事が終わったら来てみようと思った。

今日は、良いことばかりだ。何だかウキウキしていた。


私は部屋に到着すると、早速、お風呂に入った。


「あ〜っ、気持ちいい」

こんな温泉に毎日入ってたら肌スベスベになるかな？やっぱり来て良かった。


それから食事をとって散歩に出かけた。まだ夜は肌寒いのでロングカーディガンを着た。

「やっぱりキレイ〜」

私はスマホでライトアップされている景色を撮った。良い想い出になるなぁ〜。


少し歩いていると、突然話し声が聞こえた。

「だから、何度言ったらわかるんだよ」

「だって、こんなに好きなのに……」

「俺は、君に対して恋愛感情はない。だから家に来られても困るんだ。それに何で俺の家を知ってるんだよ。事務所の一部の人しか知らないのに。今が俺にとって１番大事な時期なんだ。それは君も知っているだろっ」

「だから、私はShoを支えたい。私はShoだけを見てきたから……」

女性は男性に抱きついた。


何で？こんな所にいるの？声だけでわかった。でもあんなに怒ってる翔の声を聞いたことがない。それにShoって言っていた。でも私の中で最近疑問に抱いていたことがあった。それは、今、確信に変わった。



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