神様がくれたプレゼント
「美桜っ!!」

「きゃっ」

私は腕を掴まれ、強く抱きしめられた。私の大好きな温もり。


「あったか〜い」

私は何をのんきに考えているのだろう?翔に抱きしめられているのに……。あまりにも夢過ぎて現実に思えないからかなぁ。

「美桜……会いたかった」

「……」

耳元で囁く翔の声が、あまりにも切なく今にも泣き出しそうで私は何も言えなかった。

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