神様がくれたプレゼント
やっと強い女になるって決めたのに……。翔の優しさに触れたら、また頼ってしまう。
「翔、離して」
「何で俺の前からいなくなったんだよ」
今にも泣き出しそうな切ない顔をして私を見た。
「もう、私なんか必要ないでしょ?」
「美桜こそ、もう俺なんかいなくても平気なんだろっ」
こんなに弱気な翔を見たのは初めてだった。
あ〜っ、悔しい。いかにも私が悪いみたい。何なの?これは。
「ちょっと来てっ」
私は翔の腕を掴んで、歩き始めた。
「翔、離して」
「何で俺の前からいなくなったんだよ」
今にも泣き出しそうな切ない顔をして私を見た。
「もう、私なんか必要ないでしょ?」
「美桜こそ、もう俺なんかいなくても平気なんだろっ」
こんなに弱気な翔を見たのは初めてだった。
あ〜っ、悔しい。いかにも私が悪いみたい。何なの?これは。
「ちょっと来てっ」
私は翔の腕を掴んで、歩き始めた。