かりそめ夫婦のはずが、溺甘な新婚生活が始まりました
『初めて気持ちをぶつけた夜 将生SIDE』
「小毬」
何度も好きでたまらない彼女の名前を呼び、唇を貪る。
最初は戸惑いながらキスを受け入れているのがわかった。だが次第に応えはじめ、お互いの吐息が漏れるほど熱いキスを交わしていた。
本音を言えば、このままずっとキスしていたい。だけど夢中になりすぎて小毬の呼吸がひどく乱れていることに気づき、名残惜しさを感じながら唇を離した。
すると小毬は肩を上下させて呼吸を整え、そして潤んだ瞳で俺を見るものだからたまらない。
そのまま首元に顔を埋めて、少し汗ばんだ肌に舌を這わせた。すぐに小毬は甘い声を漏らし、身体をしならせる。
彼女の身体で知らないことはないくらい知り尽くしている。どうすれば甘い声を漏らしてくれるのかも、どこが弱いのかもすべて。
鎖骨にきつく吸いついて、自分のものだという印を刻む。その間に服を捲り上げていくと、小毬は慌てて両手で俺の手を掴んだ。
「待って、だめっ……!」
小刻みに首を横に振って拒む姿に、熱いものが込み上げる。
小毬は知らないんだろうな。俺が小毬の必死に止めようとしている姿にさえグッときていることを。こんなの、煽るだけだってことを。
彼女の両手を掴み、指を絡ませる。そして身動きがとれない小毬の耳元へ顔を寄せた。
「だめ、待たない。早く小毬を抱かせて」
何度も好きでたまらない彼女の名前を呼び、唇を貪る。
最初は戸惑いながらキスを受け入れているのがわかった。だが次第に応えはじめ、お互いの吐息が漏れるほど熱いキスを交わしていた。
本音を言えば、このままずっとキスしていたい。だけど夢中になりすぎて小毬の呼吸がひどく乱れていることに気づき、名残惜しさを感じながら唇を離した。
すると小毬は肩を上下させて呼吸を整え、そして潤んだ瞳で俺を見るものだからたまらない。
そのまま首元に顔を埋めて、少し汗ばんだ肌に舌を這わせた。すぐに小毬は甘い声を漏らし、身体をしならせる。
彼女の身体で知らないことはないくらい知り尽くしている。どうすれば甘い声を漏らしてくれるのかも、どこが弱いのかもすべて。
鎖骨にきつく吸いついて、自分のものだという印を刻む。その間に服を捲り上げていくと、小毬は慌てて両手で俺の手を掴んだ。
「待って、だめっ……!」
小刻みに首を横に振って拒む姿に、熱いものが込み上げる。
小毬は知らないんだろうな。俺が小毬の必死に止めようとしている姿にさえグッときていることを。こんなの、煽るだけだってことを。
彼女の両手を掴み、指を絡ませる。そして身動きがとれない小毬の耳元へ顔を寄せた。
「だめ、待たない。早く小毬を抱かせて」