君との4ヶ月間


それからは、電車に乗って、いろんなところ行ったね。

東京、神奈川、箱根。

今日からこーくんと四日間お泊まりなのでお時間気にせずに遊べちゃうのです!!!


そこで…こーくんには、内緒にしてたシーとランドのチケットを渡すことになるのですが…ここで事件が…


「こーくん。どうしよ。ほんとにどうしよう。」

【どうしたの?】

【なんで泣いてるの?えっどうしたの?】

「大事なもがない…」

【えっどんなの?探そ。】

「探してもないから言ってるの…」

【でも探したらあるかもしれないよ。泣くほど大事なんだから探すよ!!!】

「うん。」

そう。
こーくんに渡すはずのチケットが無くなってしまったのです…

もー慌てて探してもないから諦めようとしたとき…。

「あった。」

【え?】

「こーくんごめんバックの内ポケットに入れてたんだ。」

【えっ?ええええ。】
【まぁ見つかってよかったけどほんと焦ったよ。】

「ほんとにごめんね…。」

【ううん大丈夫。見つかってよかったね】

「うん。ありがとう。って事でこれ探してくれたお礼といつもの感謝の気持ち。」

【えっ?なにこれ?】

「いいから開けてみて。」

【えっこれってあれじゃん!!!!】

「そーーーこーくんが行きたがってたチケットです!!!二つとも行くから!」

【えーーーありがとう!!!!】

こーくんとは初めての遊園地。

こーくんは大の絶叫好きでこれ乗りたいあれ乗りたいって言ってたね。

ほんとに怖かった…






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