同居人は最強ヤンキー?!

「……………………」

「……………………?」



プルルルルルルルルルルルルルル


「…あ、悪い。俺だ」

一瞬の沈黙の後鳴り響いた携帯電話の着信音。画面に表示された名前を横目で捉えると、仁科に一言だけ断りを入れてから共同のリビングを後にする。

パタン、自室のドアが閉まったのを確認したあとでやっと画面の応答ボタンに触れると、電話口からは待ちくたびれたとでも言うかのように気だるげなもしもし、という聞き慣れた声が聞こえてきた。

「もしもし流花、ナイスタイミング!!」
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop