都の剣〜文化祭バージョン〜



「じゃあ行くよ」

作戦を聞いた後、キングが動いた。体が光に包まれ、美しい女性が姿を現す。キングが化けたのだ。

「はあ〜。美しい街を破壊しちゃって、本当に困った子ね」

オロチの前でキングが言うと、オロチは大きく口を開けて食べようとする。

「うわっ。危なかったあ」

キングは美少年に変身し、「ほらほらこっち」とオロチの気を引きつけた。

「おらああああああ!!コロッケェェェェェ!!」

火影がオロチの顔に炎を叩きつける。水月も水で攻撃をし始めた。

「沙月、葉月、そろそろ行こう」

嵐猫が声をかけた。二人は「うん」と同時に言う。

「大丈夫だ。俺を信じろ」

葉月が沙月の手を握る。

「うん、信じてる」

沙月は大きく頷いた。

嵐猫の風に乗り、沙月は空へ、葉月は嵐猫と共にオロチと戦う。

オロチが瓦礫を沙月に投げつける。それを桜姫が花びらで守った。
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