カフェオレでお願いします
まぁ、事実だけど……
初めて会った時は自分の事で手一杯で
全然気付かなかったけど
まじまじ見ると
景くんはすごく整った顔をしてる
モデルさんや俳優さんみたい
スタイルもいいし
話し方はぶっきらぼうだけど、声も良い
後から知った話
景くんは学年の中でも
かなり女の子に人気があって
誰が見ても非の打ち所のない完璧な容姿を
ひと目見ようと
ぶっきらぼうだけど艶のある低音ボイスを
ひと声聞こうと
押し掛けた女の子達に毎日毎日囲まれる日々を過ごしてる
景くんと出会って1週間位経った頃
私も初めて実際にその現場に居合わせて
それから数回ほど
女の子に囲まれてる景くんを目撃してる
その度景くんはうんざり顔で
めんどくさそうに女の子達をあしらってた
「モテる男は大変だね」
「まぁな」
♪~♪
「あ、私だ
ごめんね、出て良い?」
「ああ」
景くんにひと声かけてから電話に出た
「もしもし?うん、大丈夫だよ」
「…」
「……うん。うん」
「…」
「!!ほんとに!?良かったね~っ!」
「…」
「ううん、きみが頑張ったからだよ」
「…」
「うん。いつでも連絡して
……うん、ほんとにおめでとう」
……
……
「景くん!聞いて!」
電話を終えるなり
私は勢いよく景くんに詰め寄った
「またかよ」
押し倒さんばかりに距離を詰める私に
たじろぎながら仰け反る景くん
初めて会った時は自分の事で手一杯で
全然気付かなかったけど
まじまじ見ると
景くんはすごく整った顔をしてる
モデルさんや俳優さんみたい
スタイルもいいし
話し方はぶっきらぼうだけど、声も良い
後から知った話
景くんは学年の中でも
かなり女の子に人気があって
誰が見ても非の打ち所のない完璧な容姿を
ひと目見ようと
ぶっきらぼうだけど艶のある低音ボイスを
ひと声聞こうと
押し掛けた女の子達に毎日毎日囲まれる日々を過ごしてる
景くんと出会って1週間位経った頃
私も初めて実際にその現場に居合わせて
それから数回ほど
女の子に囲まれてる景くんを目撃してる
その度景くんはうんざり顔で
めんどくさそうに女の子達をあしらってた
「モテる男は大変だね」
「まぁな」
♪~♪
「あ、私だ
ごめんね、出て良い?」
「ああ」
景くんにひと声かけてから電話に出た
「もしもし?うん、大丈夫だよ」
「…」
「……うん。うん」
「…」
「!!ほんとに!?良かったね~っ!」
「…」
「ううん、きみが頑張ったからだよ」
「…」
「うん。いつでも連絡して
……うん、ほんとにおめでとう」
……
……
「景くん!聞いて!」
電話を終えるなり
私は勢いよく景くんに詰め寄った
「またかよ」
押し倒さんばかりに距離を詰める私に
たじろぎながら仰け反る景くん