A Z T E C | 年上ドクターの甘い診察



本当は全然大丈夫なんかじゃなかった。



せっかく退院できたのに、


家には入れないし、さっきから寒気もする…
その上、先生にまた迷惑かけちゃって。



「…ッ」


先生の顔を見ていると、
自分が崩れちゃいそうで、



不意に先生に背を向けた時だった。



「もう一人で我慢するなよ」



< 144 / 165 >

この作品をシェア

pagetop