A Z T E C | 年上ドクターの甘い診察
2章 甘い記憶

予期せぬ遭遇



どれくらい経っただろうか。
辺りは薄暗く、人の声もしない。


朝か夜かもわからない状況で、
杏の意識もぼんやりとしている。


(…今何時?)


携帯を探して画面を見ると、既に23:50。
梨香から電話と通知が来ていた。
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