僕はクロッカスを、君はベゴニアを手に取った
やはりおなじみの王子様でした
ありがとう 僕に話しかけてくれて
ありがとう 悩みを聞いてくれて
今はまだきっとうまく笑えない
それでもいつか君を祝福したいから
人魚は愛した人を裏切れない
ぎこちない笑顔で今日も君と話す


書けた詩は、今まで書いたものの中で一番いいかもしれない。

この歌を歌って、四葉さんに対する恋心にさよならしよう。

僕は痛みを覚えながら、かばんにノートを入れた。







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