シンデレラには····程遠い

···一緒のベッド??


私は、どこの部屋を
使えば·····思っていると
「鈴香の荷物は、
クローゼットの部屋において
化粧品とかは、サニタリー室に置いて
棚の中のタオルやバスタオルは
好きなように使えば良い。」
「はい、ありがとうございます。
あの?洗濯機は?」
「あるが、使ったことない。」
「えっ?洗濯しないのですか?」
「クリーニングだ。
  山田さんに連絡したら
     すぐに出してくれる。」
と、平然と言われて
「あの~、私は自分で洗っても
良いですか?」
「好きにしたらよい。
クリーニングに出すものは
山田さんに連絡しろ。」
「はい。ありがとうございます。
それと私は、どこで眠れば?」
「俺と一緒に決まってる」
「ええっ、一緒?」
「当たり前だ。
言っておくが拒否権はない。」
「ない?」
「ああ、ないな。」
「ええっと····ハイ···」
「わからない事は、訊いてくれ
その他は鈴香の好きなように
使ったらよい。
では、食事に行ってから
必要な物があれば買うか?」
「はい。絢斗さん、
冷蔵庫見ても良いですか?」
「ああ、水しか入ってないと思うが。」
と、言われたが見ると
本当になにもなくて
   びっくり······

それから、絢斗さんと
遅いご飯を食べて
買い物にスーパーに寄るが
絢斗さんがカートをおす姿が
なんとも言えなくて
笑っていると
「どうだ?まんざらじゃないだろ?」
「クスクスっ、買い物したことあるのですか?」
「ない。」
「やっぱり。」
と、話しながら
必要な物を入れていく鈴香
それを見ながら絢斗は、感心していた。

「あっ、また絢斗さん
そんな物を。」
「鈴香が食べるかな?」
と、チョコやお菓子をいれていたから
チョコだけにしてもらった。

後、洗濯の為
洗剤や柔軟剤も買い
小さな小物干しも買う

後は、食材とお米も
かなりの量を絢斗さんは、
次々に車に入れていく

マンションにつくと
山田さんが
「藤堂様、おっしゃって頂けたら。」
「ああ、買い物も楽しいな。」
と、言うと山田さんは、びっくり
されて
「菅野様のお陰で、藤堂様の
以外な一面を見せて頂きました。
ありがとうございます。」
と、言われて
「えっ、いえ。私はなにも。」
と、言うと
山田さんは、優しい顔で笑ってくれた。
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