シンデレラには····程遠い

···弟からの連絡


私は、自分のマンションから
絢斗さんのマンションへと
引っ越しをした。

コンシェルジュの山田さんは、
とても喜んでくれて歓迎してくれた。

とっても、優しい山田さん
好きだなぁ
と、思わずにはいられない。

絢斗さんは、相変わらず
忙しくて、帰りもまちまちだけど
私は、絢斗さんに言われたように
自分の生活を送っている。

大学に行き
夕飯を作り勉強したり
お風呂に入ったり
リビングの私の定位置で
寝てしまう⋅⋅⋅⋅⋅ような·····

だが、朝はいつもベットで
目覚める。

月曜日から金曜日は、目覚まし?
山田さんからの電話がある。

うふふっ、おかしくなる。

絢斗さんに会えない日もある
これなら、一人で暮らしていた
時と変わらないとも思うが⋅⋅⋅⋅⋅

絢斗さんが帰ってくる
それだけで違う
そう思える。

と、考えていると
電話が鳴る

·····葉瑠?·····
「もしもし」
「姉貴、どこにいるの?」
「えっ?」
「姉貴のマンションに行ったら
水道の開栓の書類がかけられていて
引っ越ししたの?」
「あっ、ごめん。
葉瑠に言ってなかったね
そう、引っ越ししたの。
葉瑠は、日本に?」
「うん。今日 帰国した。」
「そうなんだ。」
と、話してカフェで会うことした。

準備をして、山田さんに
出かける事を伝えて
カフェへと向かう。
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