シンデレラには····程遠い
絢斗さんのマンションに戻り
荷物を置いて
定位置の場所に座ると
いつの間にか眠っていたらしく
目が覚めたら
絢斗さんに抱き締められて
ベッドに寝ていた。
それが、とても嬉しくて
絢斗さんの胸におでこをつけると
ギュッと絢斗さんの腕に
力が入る。
顔を上に向けると
絢斗さんと目があい
鼻の奥がツンとなり涙がたまる
そんな私を自分の身体の上にのせ
抱き締めながら
「待っていた。
二度と離さないし
離れることは許さない。」
と、言われ
うん、うんと頷き
「離さ⋅⋅⋅ないで⋅⋅⋅下さ⋅⋅⋅い。」と。
「ああ。」
と、言われて
沢山のキスをされ
身体は、辛いのに
ずっと、絢斗さんと繋がって
いたくて
「⋅⋅⋅⋅⋅もっ⋅⋅⋅⋅と⋅⋅⋅⋅んんっ⋅⋅⋅⋅⋅⋅ア⋅⋅⋅⋅アン⋅⋅⋅⋅⋅」
「くっ⋅⋅⋅⋅俺だけを⋅⋅みろっ⋅⋅⋅
俺だけ⋅⋅⋅を⋅⋅⋅感じろっ⋅⋅りん⋅⋅⋅⋅か⋅⋅⋅⋅」
何度目か、わからない·····
私は、頭が真っ白になる·······
目を覚ますと
絢斗さんに抱き締められていた。
絢斗さんの眠ている姿を
初めて見た。
いつも私より早く起きて
私が起きるのは
絢斗さんが会社に行った後
なんだか、本当に一緒にいると
嬉しくなり、絢斗さんの
胸にスリ寄り
絢斗さんの心臓の音に
耳をあてる
トクン···トクン····と
心臓の音まで愛しい。
すると、
「良い音か?」
と、こもった声····
「クスっ、はい。」
「そうか。」
と、言いながら
絢斗さんは、私を抱き締めて
再び自分の身体の上に
私を置く。
私は、自分から絢斗さんの
唇に自分の唇をつけると
絢斗さんは、嬉しそうにしながら
深くキスを返した。
「···んんっ····」
キスに翻弄されている間に
絢斗さんが私の中に入ってきて
下から突き上げらる
「···ヤッ··フゥ···ン····」
「うっ····くぅっ·····ハァッ····」
何度も突き上げられ
正面から座る型に抱かれていた。
深く···深く····入り込む
絢斗さん·····
真っ白になり
絢斗さんの肩にぐったりと
もたれ掛かる。
そのまま、絢斗さんに抱き上げられ
シャワー室に連れていかれて
されるがままに身体を流されて
絢斗さんが後ろから入ってきて
再び翻弄され
脱衣室に座らされて
バスタオルで拭かれて
バスローブを着せられて
ベッドへと腰かけられ
絢斗さんは、ベッドのシーツを
変えた。
綺麗にしたベッドに私を寝かせて
「お腹、すいてないか?」
と、言うから
「そう言えば」
と、言うと笑ながら
寝室から出て行った。
簡単にシャワーを浴び
着替えてリビングに向かうと
良い香りが······
サンドイッチとカフェオレ
絢斗さんを見ると
「潤だ。」
と、言うから
笑ってしまい
「ありがとうございます。」
と、返して
椅子に腰かけて
一緒に食べる。