頑張れDさん‼︎

頑張れDさん‼︎第11話

頑張れDさん‼︎第11話

「いらっしゃいませ〜」

「あっ、どうも」

声だけは可愛いオネェさんが奥の、席に案内してくれた。

「こちらの席にどうぞ」

「はい、ありがとう」

「ご注文が決まりましたらボタンをポチッとして下さいね」

（ポチッ！とね）
「はい、あっ連れが来るから、とりあえずコーヒーをお願いします。」

「はい！」

声だけは可愛いオネェさんは注文用紙を記入して厨房の前にある待機場所に戻って行った。


「カラ〜♪コロ〜ン♪」

「いらっしゃいませ〜」

程なくしてDさんがレストランに入ってきた。

「あっ、どうも」

Dさんは微妙な格好てキョロキョロしていた。

私は、右手を上げてDさんを呼んだ。

「こっち、こっち」

Dさんは私を見つけ私が座る席に微妙に早足で歩いて来た。

「あっ、ネピオンさん、お待たせしました。」

「いや、いや、まぁ座ったら」

「はい」

そこに、声だけは可愛いオネェさんがコーヒーを持ってきてDさんに注文を聞いた。

「お客様ご注文は？」

「あっ、はい、あっ、コーヒーを」

（何故、キョドルんだよ！）

「はい！」

注文を受け、声だけは可愛いオネェさんは戻って行った。


私は、とりあえずコーヒーを軽く一口飲んだ。

「あちぃ！」

「ネピオンさんって猫舌でしたね〜」

「まぁね〜」

「フゥ〜フゥ〜しましょうか？」

「・・・いや、大丈夫だから」

（っか、Dさんのフゥ〜フゥ〜は要らない要らない）


「さて、今日は、司社長から怒られただろう」

「・・・はい・・・」

「まぁ、普通怒られて、当たり前だからなぁ〜」

「えぇ〜まぁ〜」

そこに声だけは可愛いオネェさんがコーヒーをDさん所に持ってきた。

「追加の注文が有りましたらポチッとして下さいねー」

「えぇ〜分かりました。」

私は優しく答えてあげた。

「さて・・・」

「はい」

「ところで、Dさん何があった。」

「はい、じつはですね〜」

Dさんはコーヒーを一口飲んだ。

「あぢゃ〜〜」


（人の事言えないだろDさん）


　　　　　
　　　　　　　　・・・・続く・・・・