頑張れDさん‼︎
頑張れDさん‼︎第16話
頑張れDさん‼︎第16話


「おはようございます。ネピオンさん」

「あ〜〜おはようDさん」

時間は、午前6時30分、私は、Dさんの電話で目が覚めた。

「あっ、朝早くからすいません。」

(まったくだ)

「あ〜いや、大丈夫」

「あの〜ですね〜」

「あ〜〜うん」

「昨日、奥さんにスマホ没収されたと言ったじゃないですか」

「あ〜言ってたな」

「それで、ですね〜」


そう、Dさんは昨日の夕方に私に会社の携帯から電話をしてきて、また奥様にスマホを没収されたと言っていたのだった。

「うん」

「昨日の夜にM美にスマホ返してくださいと頼み込んで〜」

「うん、頼みこんで?」

「はい、返して貰ったんですが」

「うん」

「それが、ですね〜」

「うん、それが?」

「はい〜それが、スマホの画面見たら〜」

「うん」

「はい、アプリがですね〜」

「うん、アプリがどうしたの?」

「はい、LINE以外全部削除されいて〜」

「あ〜〜」

「ほぼ初期状態になってたんですよ〜」

「あら〜」

「それで、LINEの友達が」 

「うん」

「うん、M美と司社長だけになっていて〜」

「あ〜〜」

「それで、M美に言ったんですよ〜」

「うん」

「あの〜LINEの友達がM美と司社長だけって?」

「うん」


「そしたら『他の人は削除したわよ♡』って」

「・・・・」

「それで、俺は何んで?と聞いたんですよ」

「うん」

「はあ〜何でじゃないでしょ〜と言われて」

「うん」

「あっ、でも〜と言ったら」

「うん」

「これからは、私がいいと言った人しか追加したらダメだからね!って言われたんですよ〜」

「なるほど」

「それから、他のアプリは?と聞いたら」

「あ〜要らないから削除したよ!と言われて〜」

「うん」

「あっ、要らないって言われても〜と言ったら」

「うん」

「どうせ、ろくな事にしか使わないでしょ!って」

「・・・・」

「あ〜どうしたらいいですかね〜」

「う〜ん、さすがになぁ〜〜暫くは我慢しているしか無いかもな」

「で・す・よ・ね〜」

「・・・・」

「ネピオンさん、朝から、すいませんでした。」

「うん、まぁ〜いいよ」

「とりあえず仕事行きます。」


(う〜ん、初期化ね〜〜初期化か〜)
『ブルッ!』

「あっ、やべぇ〜仕事行かなきゃ」


      ・・・・続く・・・・

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