先生と生徒
「別に、いい点取れなくても付き合うつもりだし…だからしっかり寝ろよ?寝不足で倒れたりしたら心配だし」

先生は私から目を逸らすと、少し赤面して私の髪の毛をクシャクシャにする感じで撫でた。

「はい…ちゃんと寝ます」

私は小さな声で返事をし、首を縦に振った。
 
「いい子いい子、勉強するのはいいことだから、夜中まではやらなくていいけど、続けんるだぞー」
 
先生はそう言いながら、また私の髪の毛をクシャクシャする。すごく子ども扱いさてるな…。
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