一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》
「あのね、、こんな事、真由ちゃんにしか相談出来ない話なんだけどね、、?」
「うん?」
「その、、、、真由ちゃんが思ってるのとは真逆な悩みでね?っ、、片瀬くんと、、まだ一度しか、、、シてなくて、、それってやっぱり変、、だよね?」
「うん?それは変ね。って、、、はぁ!?!?!?」
あまりにも驚いたのか真由ちゃんはその場に立ち上がり声を上げた。
「ま、真由ちゃん!!落ち着いて!?隣の人に聞こえちゃうよ!?」
「ちょっと待ってよ!?これを驚かずにいられる訳無いじゃない!?!?あんなにラブラブな雰囲気出しておいて?!それに何度も互いの部屋を行き来してるって言ってたじゃない!今日だってっ、、!」
「うん、、今日も彼の部屋で同じベットで朝を迎えて職場に来たよ。でもそういう事はなくて、、。」
「待って?もしかして片瀬くんってEDとか?」
「どうだろ。でも一度は出来たから多分違うとは思うんだけど、、、。」
「〝一度は〟って、、それっていつ?」
「付き合った日かな。」
「じゃ、、じゃあそれ以降は一度も、、、、?」
「、、、うん。」