一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》

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翌朝、綺麗めのリクルートスーツに着替え目的地へと早めに向かった。


多忙な彼なだけに少し待たせるかもしれないと言われていた。






そして1つ、問題も生じていると。



その問題が何か教えてくれなかったが、きっと私に会いたくないという事なんだと思う。


急に押し掛けられても迷惑に決まってる。










それでも彼に会う為だったら、いくらでも待てるというのが本音だ。








だからGOサインが出たら直ぐに動けるようにと事前に会社に来ておくように言われた。


バスを乗り継ぎ、目的地へと辿り着いた。









一際目立つ構造ビルを見上げる。



ここに彼がいるのだと思うだけで感情が昂る。






深くゆっくりと深呼吸をして気持ちを落ち着かせてから中へと足を踏み入る。








広々したロビーには沢山の人が行き来していて、どの人も仕事が出来る雰囲気を漂わせている。



気を抜くと足元から崩れ落ちそうになるほどだったが負けじと、胸を張って受付まで足を進めた。














「H..,Hello, may I speak to Mr.Yoshikawa?」
(こんにちわ、芳川さんはいっらっしゃいますか?)

「Excuse me,Is the appointment a decoy?」
(失礼ですが、アポイメントはお取りですか?)

「Yes」
(はい。)

「May I have your name?」
(お名前を伺っても宜しいですか?)

「I'm Sae kahiwagi」
(柏木紗江と申します。)

「Excuse me a moment」
(少々お待ち下さい。)



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