マスクの最強少女
へぇ〜なんか思いながら聞いてたら、自分の携帯が鳴った
「ごめん出るわ
もしもし宮本です」
『海人!今日シフト変われねぇ??」
「無理。死んでも嫌」
『即答…笑
分かった他さが…」
ブチっ
即座にぶちぎった。
こいつ、俺がバイト嫌すぎて断られるの分かってただろ…笑
「そんなあっさり切っちゃっていいの?」
「あぁ…バイト代わってくれってだけだから」
「…バイトがよっぽど嫌いなんですね」
え、?あ、あぁそっか俺の心はお見通しなんですよね…
「どこに行っても俺目当てで来る客ばっかりで、
…なんか気持ち悪いんだよな」
「お前が言うなよ!笑」
まあそうだけど
「そんなに嫌なのに、辞めないんですか?」
「辞めたいけどお金も必要じゃん」
俺、バイクが好きなんだよね。
大型の免許も取ったけど、バイクを買う余裕がない
「…じゃあさ、ここでバイトするのはどう?」