マスクの最強少女



薄っすらと目を開けると、だんだん真っ白だった髪の毛が黒く変化し始めた

そして、俺の知っている姿へと変化していった



「おはよう椿ちゃん!」

「おはよ」


「…おはようございます」


完全に起きてから縛っている手を離さないと、俺らの手にヒビが入るらしい…


「はいこれ」


「ありがとうございます」

青木から渡された白い四角の塊を食べる


「それ何?」


「角砂糖」




…は?



「朝一でこれを食べないと椿ちゃん体動かないから、

ブレイブハートの中でも椿ちゃんは
俺らに比べて何倍もの頭を使うから常に糖分を取らないと動けないんだよ

だから朝から来るときはそのこと忘れないでね」



「…おう」


ゆっくりとベットから降りた神代さんはもう元の身長に戻ってて



「次宮本これ覚えて!椿ちゃんの飲み物」

端にある巨大なタンク。あることに全く気づかなかったわ…

見た目はふつーの水なんだけど、


「これの何を覚えないといけないんだ?」


「その水をコップに入れて、この粉を二杯入れたらOK!

飲んでみる?」


栄養剤か何かだろうと思い、一口飲んでみた



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