マスクの最強少女
そう叫んだ彼女の手から光が飛び出て、爪を破壊した
すげぇ…
と、感心してる間も無く、2人ともが飛びかかった
彼女のジャンプ力は凄い。ゆうに3メートルは超えているだろう
そして、静かに着地する
「…よっと、もう観念したら〜?
私に勝てないのわかってんでしょ、その手の能力じゃ」
「うるさい!!あんたたちの魔法なんか、蹴散らしてやる!」
興奮している怪物に比べて彼女は至って冷静。こういうことに慣れている、感じだ
「…魔法とはちょっと違うけど、蹴散らせるかどうか試してみる?
かかってきなよ」
さらに逆上してしまったそいつは、ものすごい勢いでで襲いかかっていく
「おらぁぁぁあ!!」
「glace! “氷”」
彼女が手を出して叫ぶと、怪物の体が一瞬にして凍ってしまった
「辞めろ…辞めろ、!!」
「ごめんなさいね、やめれません。
…briser la glace.“氷を破壊”」
すると、凍っていた体がメキメキと砕け始める
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁああ…!」
その破片は、彼女の持っているカードらしき物に吸い込まれていった
「…la fin. “終了”」