マスクの最強少女



言葉の意味を必死に理解しようとしていると、青木が帰ってきた


「お!進んでんじゃん」


「はい!今からアクションを掛けようとしているところです」


「そっかそっか、ありがとうね」

ポンポンと青木が頭を撫でると、再びパソコンに向き合った神代さん

すると青木が小声でで話しかけてきた


「…なぁ、何であんなに明るいの?今日眠いはずなのに…」


「学校のテンションで過ごすらしいよ。
あのでっかい箱の砂糖食べて頑張られております」

そういや俺…神代さんがシュガートーストと角砂糖、レモンに砂糖水しか口にしている所見たことない

弁当って何食べてんだろう…?

いつも昼休み教室にいねーからさ


「宮本くん、さっきのURL私のパソコンに飛ばしてくれませんか?」


「了解」

俺が意味のないことを考えている間に色々進んでいたみたい


「よし、これでファーストアクションはOKです。
あとは返事を待つだけなので、今日は終わりにしましょう」


「明日もだよね?」


「お願いできますか?」


「うん、大丈夫」


「では明日の放課後もよろしくお願いします!」

そう言ってささっと片付けをし、自分の部屋に帰ってしまった



< 56 / 121 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop