マスクの最強少女
ただ今、目の前には物凄〜く画質の悪い映像が流れている
「なんでこんなに画質悪いんだ?」
「あー、前椿ちゃん目怪我してお前が保健室に連れてきてくれたときあったじゃん?
あの前日に仕事で左目負傷して、視力がほとんどないんだよな。だからこんな画質が悪い」
…確かに、そんな事あったな。
「てことは、右目しか見えてないのか」
「そう言うことになるね。あ、来たっぽい…」
パソコンからは神代さんと、若い男の声が聞こえてきた
『高地麗也さんですか?』
『神代椿さんですね。よろしく』
声を聞く限り、今は無表情ではないんだろうな。
『なんか意外。もっとやばめの人がくるのかと思ってたんだけど、
凄い綺麗な方でびっくり。
早速で申し訳ないんだけど、今日の依頼が遺体の処理なんだ。
見た事…無いよね笑』
『もちろん無いです。笑
私は見てても大丈夫ですか?』
『俺は全然いいよ。でも、大丈夫?グロいの得意?』
『苦手だったら来ません!大丈夫です』
いくつか言葉を交わした2人はある一軒家に入って行った