100-3は? ~なにもかも秘密な関係~
結局、休みの間中、目が合わせられなかったな、と思いながら、あやめは月曜日、職場に来ていた。
仕事は別に目を合わせなくとも淡々と進むので、なんだか前より距離が開いたまま、昼休みになっていた。
社食で浜波と食べていると、トレーを手に近くを通りかかった浜波の同期が、浜波の肩を肘でつつきながら言ってくる。
「浜波~、あのあと、ワンコくんと消えたんだって?」
だが、浜波はカレーを食べながら、
「あー、あれ。
もう終わった」
とあっさり言う。
ええっ?
始まったばかりじゃないですかっ、と思うあやめの前で、浜波はカレーの端に、たっぷりとのせた福神漬をスプーンでつつきながら、
「大丈夫。
私にはラブちゃんがいるから」
と言い出す。