30
帰宅すると午前2時
もともと、酒に弱いチカはそのまま、ベッドにたおれこんで眠った。
※
スマホのアラームの音が聞こえる。
(起きなきゃ…あー、でも2連休だから今日も仕事は休みだ)
と、パチッとチカは目をあけた。
明日から新しい仕事が待ってるんだ!
早く残りの仕事を片付けてしまおう!
(結局、30になるって意気込んでたけど別にいつも通りだよなー)
案外、節目などとは言い過ぎで本来は小さな通り道なのだ。
自分の人生を一心不乱に生きていたら普通にすぎさるものなのかもしれない。
「さ、これからもーっと頑張るぞー!」
チカは勢いよく起き上がりノートパソコンを開く。
……と、そこからヒラヒラなにかメモのようなものが舞い落ちる。
「?なにこれ?」
拾ってメモの中身をみる。
「んー、アドレス?」
実は、バーのマスター。
チカがカクテルを飲んでるうちに
ノートパソコンに自分のアドレスをかいたメモを挟んでおいたのだ。
「昨日のバーの名前とマスター…?の名前…って、これって」
チカはメモを指に挟んでパタパタと顔を仰ぐ。
(マスターって、恥ずかしいことするなあ…意外と遊び慣れてるんじゃないの?)
チカの悩みごとはひとつは消えたがまた、ひとつ増えた。
チカの頬は真っ赤だ。
もともと、酒に弱いチカはそのまま、ベッドにたおれこんで眠った。
※
スマホのアラームの音が聞こえる。
(起きなきゃ…あー、でも2連休だから今日も仕事は休みだ)
と、パチッとチカは目をあけた。
明日から新しい仕事が待ってるんだ!
早く残りの仕事を片付けてしまおう!
(結局、30になるって意気込んでたけど別にいつも通りだよなー)
案外、節目などとは言い過ぎで本来は小さな通り道なのだ。
自分の人生を一心不乱に生きていたら普通にすぎさるものなのかもしれない。
「さ、これからもーっと頑張るぞー!」
チカは勢いよく起き上がりノートパソコンを開く。
……と、そこからヒラヒラなにかメモのようなものが舞い落ちる。
「?なにこれ?」
拾ってメモの中身をみる。
「んー、アドレス?」
実は、バーのマスター。
チカがカクテルを飲んでるうちに
ノートパソコンに自分のアドレスをかいたメモを挟んでおいたのだ。
「昨日のバーの名前とマスター…?の名前…って、これって」
チカはメモを指に挟んでパタパタと顔を仰ぐ。
(マスターって、恥ずかしいことするなあ…意外と遊び慣れてるんじゃないの?)
チカの悩みごとはひとつは消えたがまた、ひとつ増えた。
チカの頬は真っ赤だ。