届かない君に恋をした。
初恋
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それから私は毎日毎日彼の曲を聴いていた。
いわゆる “ヲタク” というのだろうか。
何かに熱中したり好奇心を抱く事がなかった私は、初恋をしたかのように彼を追い続けた。
これは叶うはずもない片想い。
それでも私はライブや個別握手会と呼ばれる1対1で会えるイベントは必ず参加していた。
そう、あの時まではいつもと変わらなかった。