恋の緊急事態発生中‼︎
教室に入ると何故かみんなの視線がこっちに…

沙耶は一旦トイレに行くから先に教室に行っててと言われてきたんだけど…




みんな私の顔が酷すぎてショックなのかな?!






奏(帆乃佳…やっぱりみんなが何で見てるかわかってないなーまた変に勘違いしてるし…まぁいつもの事だから仕方ないか…)






なんか動きづらい空気…


ガラガラガラ
「帆乃佳何してんの?」

「えええ!?さ、沙耶あのね、何故かみんなの視線が痛くて…」

「(いつものやつか)とりあえず席に座りましょ」

「う、うん」

クラスのみんな(か、可愛い‼︎こんな可愛い子初めて見た‼︎)


「ねえ、沙耶ークラスの子達イケメンの子とか可愛い子多くない?」

「そりゃそうよ!だってS組だからね!」

「えっ、?どう言う事?」

「知らないの?S組は容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群のどれかに当てはまる人しか入れないのよ」

「そうなの!?そしたら何で私がそんな凄いクラスにいるの?」

「帆乃佳は誰が見ても可愛いから!(帆乃佳は全部あてはまってるでしょ絶対…)」

「ちょっと待って!全然安心出来ないよ…」

ガラガラガラ
「皆さんこんにちは担任の一宮 煌(いちのみや こう)です。ちなみにこのクラスは1年ごとに美男美女を全校生徒の投票で決める行事があるので皆さんは一位になれるよう頑張って下さい」

えええええええ!?そんな行事があるんだ‼︎


「今から10分休憩だがこの教室にいるように」


ザワザワ
< 7 / 27 >

この作品をシェア

pagetop