◯完結◯☆好きになんかならない☆
港君と、変なやり取りをし、暗くなる前に病室を出た。





病院の玄関を出ようとすると…





夏歌が見えた…




『港はあんたのせいで、酷い目にあったんだからね!

普通の顔して病院に来てんじゃないわよ!!』




えらく、怒鳴られた私。





確かに、私のせいで港君はケガした…




普通の顔して港君に会いに来てる…



夏歌にそう言われるのは当たり前。




『確かにそうだよ…普通の顔して会いに来てる様に、あんたには見えるかもしれない…


でも、私は私なりに悪いって思ってんの…』



『港はあんたの事、好きみたいだけど、あんたなんかに、港は絶対渡さないわ!!』



『好きにすれば………』




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