危険なキミの溺愛
「それに…シンが来たからな。しばらく逃げられそうにない」
「あー、やっぱ来たんだ?残念だったな。やっと自由を手に入れたと思ったのに」
「束の間のな」
「仕方ないよな。高校入ってからハメ外しすぎでしょ。3年間は自由にさせるとは言ったものの道外しそうで不安になったんじゃね?」
「勝手だよな…約束違ぇし」
「それでも、親に反抗しないのが湊のお利口なところ」
「…バカにしてね?」
「全然!!」
私…もう行こうかな。
「湊…もう、足…治ったみたい」
そう言って離れようとすると、腕に力を入れて離してくれない。
「ふぅん、だから?」
「あ…の、ひとりで歩ける…よ」
腕をすり抜けようとしてもダメ。
余計に腕に力をこめる。
「あー、やっぱ来たんだ?残念だったな。やっと自由を手に入れたと思ったのに」
「束の間のな」
「仕方ないよな。高校入ってからハメ外しすぎでしょ。3年間は自由にさせるとは言ったものの道外しそうで不安になったんじゃね?」
「勝手だよな…約束違ぇし」
「それでも、親に反抗しないのが湊のお利口なところ」
「…バカにしてね?」
「全然!!」
私…もう行こうかな。
「湊…もう、足…治ったみたい」
そう言って離れようとすると、腕に力を入れて離してくれない。
「ふぅん、だから?」
「あ…の、ひとりで歩ける…よ」
腕をすり抜けようとしてもダメ。
余計に腕に力をこめる。