危険なキミの溺愛
無事に帰宅、ここからが危険?
ふたりで住んでいる…正確にはシンもだけど、その部屋に戻ってきた。
鍵がかかっていて、中は人の気配がしない。
「シン…いないのかな…」
「多分。仕事に戻ったのかもな」
シレッと答える湊は、さっきまでのはしゃぎっぷりがまるで嘘のよう。
「仕事内容って…湊の執事だよね?」
「執事…まぁ、確かに世話はしてもらってるけど、母親の秘書がメイン。片腕っていってもいいけどな…」
「そうなんだ?仕事できそうだもんね」
しっかりしてるし真面目だしって言おうとしたら、湊は雑に脱いだスニーカーを揃えることもなく部屋に入っていく。
脱ぎ散らかされた靴を見て、昨日の出来事を思い出す。
鍵がかかっていて、中は人の気配がしない。
「シン…いないのかな…」
「多分。仕事に戻ったのかもな」
シレッと答える湊は、さっきまでのはしゃぎっぷりがまるで嘘のよう。
「仕事内容って…湊の執事だよね?」
「執事…まぁ、確かに世話はしてもらってるけど、母親の秘書がメイン。片腕っていってもいいけどな…」
「そうなんだ?仕事できそうだもんね」
しっかりしてるし真面目だしって言おうとしたら、湊は雑に脱いだスニーカーを揃えることもなく部屋に入っていく。
脱ぎ散らかされた靴を見て、昨日の出来事を思い出す。