危険なキミの溺愛
今がずっと…。



じっと見つめられて恥ずかしくなる。



あんまり見ないで…と思いながら、軽く目を逸らした。



「学校ではどうする?俺は振られっぱなし?」



「そっ、それは…」



もう一度湊の方を見ると、変わらず優しい眼差しを向けてくれている。



だけど少し寂しくも見える。



「湊はどう思う?私たちが付き合うってなったら…周りの反応とか…」



「俺の友達は、また女変えたんだなぐらいにしか思わないだろうし、女たちは花を恨むかも」



「えええっ」



< 234 / 263 >

この作品をシェア

pagetop