【女の事件】いらくさの家
第17話
そうした気持ちのギスギスは、月日の経過とともに取り返しのつかない悲劇へとつながって行くのであり。
また時は流れて…
2017年7月6日のことであった。
ふさこが通っている中学校の3年生は、夏休みの期間中を利用して修学旅行に行くことになっていたので、各班ごとに分かれましてプランニングを立てていた。
行き先は、ロスアンゼルスと沖縄と関西の3方面に分かれていた。
この時、ふさこは修学旅行なんか大きらいと怒っていたので、プランニングに入らなかった。
教室のすみでひねくれているふさこは、心の中でこうつぶやいていた。
アタシは…
修学旅行なんかに行きたくないの!!
行きたくもない修学旅行に…
何で行かないといけないのかしら!!
ふさこの気持ちは、ますますイライラしていたので、修学旅行どころではなかった。
ふさこはこの時、沖縄班と決まっていたが、修学旅行の費用を払っていなかった。
そうした原因は、あきひこに全部あった。
あきひこは、毎晩のように職場の若い従業員さんたちを連れて晩ごはんのお世話と言っておいて、マージャン屋さんでかけマージャンをしていた。
何なのかしらおとーさんは!!
晩ごはんのお世話と言っておいて!!
毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩…
まーーーーーーーいばんマージャン屋さんへ行って、かけマージャンばっかりしているじゃないのよ!!
家の貯金をマージャンで著しく消耗しておいて…
家族にメイワクをかけていると言うことに気がついていないわね!!
ふさこは、あきひこに対してより激しい怨みをつのらせていたのと同時に、あきひこを殺すことを考えていた。
ところ変わって、下妻の中心地にある工場の自販機コーナーにて…
あきひこは、職場の主任の男性から今夜も若い従業員さんたちの晩ごはんのお世話をお願いしますと申し訳ない声で言われたので、ものすごくイヤそうな表情をしていた。
主任の男性は、ものすごく申し訳ない声であきひこにお願いをしていた。
「三河島さん…三河島さんにイヤな思いをさせたことについてはあやまるよゥ…せやけど、若い従業員さんたちは自分たちで料理を作ることができないのだよぅ…」
「自分たちで料理することができんだと!!」
「三河島さん…そないに怒らんといてーな…」
「もうしわけないと想っているのだったら、どうして結婚のチャンスを与えないのですか!!」
「与えてあげたいよぅ…せやけど、うちはお給料が安いのだよ…」
「お給料が安いから若い従業員さんが結婚できんと言いたいんか!?」
「三河島さん…この通りでおますさかいに…」
「どうして若い従業員さんたちは自分たちで料理ができんのか!!どうして料理ができんのかと聞いているのだ!!」
「三河島さん…若い従業員さんたちは親御さんから『男子チュウボウに入るべからず…』って厳しく言われているから料理をすることができないのだよう…」
「なーにが男子チュウボウ入るべからずだ!!若い従業員たちが甘ったれているから自分たちの力で生きて行けないのだよ!!マージャン屋で自分たちの好きな料理ばかりをパクパクと食べているのに…お昼のお弁当には『冷めている』『まずい』『おいしくない』『味がうすい』『きらいな食べ物ばかりだ』『イヤだ!!』『温かい料理が食べたい』と言ってお弁当を残してばかりいるじゃないか!!」
「三河島さん…気持ちはよく分かるけれども、あんまり若い従業員さんたちに強烈な声で言わんといてーな…若い従業員さんたちは悪気があって三河島さんのサイフをあてにしているわけじゃないのだよ…」
「悪気がなかったら何なんだよ!!」
「その…何て言うのかなぁ…若い従業員さんたちは三河島さんのことを慕っているのだよ…若い従業員さんたちはみんな地方から下妻へきたさかいに…ここには身寄りがいてへんけんさびしいんだよ…三河島さんはやさしいから孤独な気持ちになっている従業員さんたちの気持ちがよぉ分かると想って言ってはるのだよ…この通り…」
あきひこは、男性主任から言われた言葉に対して、しぶしぶとショウダクした。
男性主任さんはヘラヘラとした表情で『おおきに…ほな今夜も若い従業員さんの晩ごはんのお世話をよろしゅうたのんまっせ…』と言うた後、自販機コーナーをあとにした。
その日の夜7時過ぎのことでありました。
ところ変わって、関東鉄道常総線の下妻駅の商店街の裏手の酒場街の露地にあるマージャン屋さんにて…
店内には、あきひこと20代の男性従業員さん4人がいた。
若い従業員さんたち4人は、あきひこのお金を利用してかけマージャンで遊んでいた。
大量にたばこを吸って、アルコール類をガバガバのんで、脂っこい丼物や天津飯やあんかけ麺などを食べながら『リーチ』だの『ロン』などと叫んでいる4人の従業員さんたちをあきひこはものすごく冷めた目つきでみつめていた。
20代の男性従業員さん4人は、最初のうちは楽しいと思っていたが、日をおうごとに負い目になっていたので『このままだと、おれたちはダメになってしまうかもしれない…』とつらそうな表情を浮かべていた。
「なあ…」
「何や…」
「オレ…帰りたいのだよぅ…」
「何だよお前…せっかく三河島さんがぼくたちの晩ごはんのお世話をしてくださっているのだぞ!!どうして楽しくない表情でいるのだよ!!」
「どうしてってさ…オレたちこのままだとダメになってしまうのだぞ…わかってんのかよ!?」
「わかっているよぉ…だけどな、今はマージャンを楽しんでいるのだからマージャン楽しめよ!!おい(北の席に座っている男性従業員さん)!!」
「(具合が悪い声で)何やねんもう…わて…帰りたいねんなぁ…」
「オメーの番が回ってきたのだぞ!!」
「分かっとるわ!!」
具合が悪い声で言うた男性従業員さん(28歳くらい)は、ものすごくイヤそうな表情でマージャンパイをさわっていた。
それから7時間後の深夜1時過ぎのことであった。
この時、メンバーで1番若い男性従業員さんのAさんが大量にアルコールをのんでいたのでグデングデンに酔っぱらっていた。
Aさんは、帰りのタクシーの中でごろんと横になって、グーグーと大きなイビキをかいて寝ていた。
タクシーは、小貝川の河川敷の公園に到着した。
Aさんは、河川敷の公園から歩いて7分のところに自宅があるが、Aさんは河川敷の公園から歩いて帰るつもりが、大きなイビキをかいて寝ていたので、運転手さんが思い切り困り果てていた。
「お客さん…お客さん起きてくださいよ…お客さん、河川敷の公園から歩いて帰るのでしょ…」
「眠いねんなぁ…」
「お客さん!!あのね、タクシーは寝台特急じゃおまへんねん!!起きてくださいよ!!」
「イヤや…いやや寝たいねん…グーーーーーーーーーーーーーッ!!グーーーーーーーーーーーーーッ!!グーーーーーーーーーーーーーッ!!」
「お客さん!!お客さん…お客さん!!」
「グーーーーーーーーーーーーーッ!!グーーーーーーーーーーーーーッ!!グーーーーーーーーーーーーーッ!!グーーーーーーーーーーーーーッ!!」
Aさんがものすごく強烈なイビキをかいて寝ていたので、運転手さんは思い切りキレていた。
困りまんねん…
こないなところで寝られたら困りまんねん…
運転手さんは、ものすごく強烈なイビキをかいて寝ているAさんを公園のベンチの上に寝かせてから、Aさんのご家族の家に電話をしていた。
その時、Aさんの家では…
Aさんの帰りを待っている母親は、韓流ドラマのDVDを見ながら脂ぎったデリバリーピザをさかなにアサヒカクテルパートナーのスクリュードライバーをのんでいた。
家の電話の着信音が鳴り響いているのに、Aさんの母親は韓流ドラマの方が大事なので電話に出なかった。
困り果てたタクシーの運転手さんは、Aさんを置き去りにした後、タクシーに乗って逃げて行った。
恐ろしい悲劇は、それから数分後に発生した。
大きなイビキをかいてベンチでごろ寝をしているAさんの前に、白のブラウスとマゼンタとシルバーのチェックのスカートのふさこがやって来た。
ふさこは、Aさんを見るなりに過激な行動に出てしまった。
ふさこは、デイスイ状態でものすごく強烈なイビキをかいて寝ているAさんの右の手首をスカートの中に入れて、ショーツを引きずりおろした後、左手に引きずりおろした白のショーツをにぎらせた。
続いて、Aさんの左手を使って白のブラウスを破いて、その後下につけていた白のブラジャーを思い切り引きちぎらせた後、引きちぎられて金具が壊れてしまったブラジャーを左手ににぎらせた。
ふさこはこの後、より過激な行動を起こした。
それから5時間後のことであった。
河川敷の公園に、地区の住民のみなさまが集まって、ラジオ体操の準備をしていた。
ちょうどその時に30代の奥さまがより強烈な叫び声をあげたので、パニックが広まっていた。
「ギャァァァァァァァァァァァァ!!ギャァァァァァァァァァァァァ!!」
この時、ベンチの上ではデイスイ状態で強烈なイビキをかいて寝ているAさんが両手に女の子の下着を握っていて、破れたブラウスとクシャクシャになっているマゼンタとシルバーのチェックのスカートが乗っかっていた上に、えげつないカッコウになっていたので、近所の奥さまがより強烈な叫び声をあげていた。
その後、茨城県警のパトカーがけたたましいサイレンを鳴らして現場に到着した。
Aさんは、ケーサツに公園を通りかかった女子校生をグチョグチョになるまで犯して大ケガを負わせた容疑で逮捕された。
「オレは無実だ!!出してくれ!!出してくれ!!出してくれ!!」
Aさんは、留置場の中で激しく泣き叫んでいた。
しかし、Aさんは女子校生をレイプした後に大ケガを負わせた容疑でこのあと厳しい取り調べを受けることになっていた上に、3年前に茨城県北部の山林で小学生の女子児童を殺害した容疑で逮捕状が出ていたので、再逮捕されて家に帰れなくなった。
また時は流れて…
2017年7月6日のことであった。
ふさこが通っている中学校の3年生は、夏休みの期間中を利用して修学旅行に行くことになっていたので、各班ごとに分かれましてプランニングを立てていた。
行き先は、ロスアンゼルスと沖縄と関西の3方面に分かれていた。
この時、ふさこは修学旅行なんか大きらいと怒っていたので、プランニングに入らなかった。
教室のすみでひねくれているふさこは、心の中でこうつぶやいていた。
アタシは…
修学旅行なんかに行きたくないの!!
行きたくもない修学旅行に…
何で行かないといけないのかしら!!
ふさこの気持ちは、ますますイライラしていたので、修学旅行どころではなかった。
ふさこはこの時、沖縄班と決まっていたが、修学旅行の費用を払っていなかった。
そうした原因は、あきひこに全部あった。
あきひこは、毎晩のように職場の若い従業員さんたちを連れて晩ごはんのお世話と言っておいて、マージャン屋さんでかけマージャンをしていた。
何なのかしらおとーさんは!!
晩ごはんのお世話と言っておいて!!
毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩…
まーーーーーーーいばんマージャン屋さんへ行って、かけマージャンばっかりしているじゃないのよ!!
家の貯金をマージャンで著しく消耗しておいて…
家族にメイワクをかけていると言うことに気がついていないわね!!
ふさこは、あきひこに対してより激しい怨みをつのらせていたのと同時に、あきひこを殺すことを考えていた。
ところ変わって、下妻の中心地にある工場の自販機コーナーにて…
あきひこは、職場の主任の男性から今夜も若い従業員さんたちの晩ごはんのお世話をお願いしますと申し訳ない声で言われたので、ものすごくイヤそうな表情をしていた。
主任の男性は、ものすごく申し訳ない声であきひこにお願いをしていた。
「三河島さん…三河島さんにイヤな思いをさせたことについてはあやまるよゥ…せやけど、若い従業員さんたちは自分たちで料理を作ることができないのだよぅ…」
「自分たちで料理することができんだと!!」
「三河島さん…そないに怒らんといてーな…」
「もうしわけないと想っているのだったら、どうして結婚のチャンスを与えないのですか!!」
「与えてあげたいよぅ…せやけど、うちはお給料が安いのだよ…」
「お給料が安いから若い従業員さんが結婚できんと言いたいんか!?」
「三河島さん…この通りでおますさかいに…」
「どうして若い従業員さんたちは自分たちで料理ができんのか!!どうして料理ができんのかと聞いているのだ!!」
「三河島さん…若い従業員さんたちは親御さんから『男子チュウボウに入るべからず…』って厳しく言われているから料理をすることができないのだよう…」
「なーにが男子チュウボウ入るべからずだ!!若い従業員たちが甘ったれているから自分たちの力で生きて行けないのだよ!!マージャン屋で自分たちの好きな料理ばかりをパクパクと食べているのに…お昼のお弁当には『冷めている』『まずい』『おいしくない』『味がうすい』『きらいな食べ物ばかりだ』『イヤだ!!』『温かい料理が食べたい』と言ってお弁当を残してばかりいるじゃないか!!」
「三河島さん…気持ちはよく分かるけれども、あんまり若い従業員さんたちに強烈な声で言わんといてーな…若い従業員さんたちは悪気があって三河島さんのサイフをあてにしているわけじゃないのだよ…」
「悪気がなかったら何なんだよ!!」
「その…何て言うのかなぁ…若い従業員さんたちは三河島さんのことを慕っているのだよ…若い従業員さんたちはみんな地方から下妻へきたさかいに…ここには身寄りがいてへんけんさびしいんだよ…三河島さんはやさしいから孤独な気持ちになっている従業員さんたちの気持ちがよぉ分かると想って言ってはるのだよ…この通り…」
あきひこは、男性主任から言われた言葉に対して、しぶしぶとショウダクした。
男性主任さんはヘラヘラとした表情で『おおきに…ほな今夜も若い従業員さんの晩ごはんのお世話をよろしゅうたのんまっせ…』と言うた後、自販機コーナーをあとにした。
その日の夜7時過ぎのことでありました。
ところ変わって、関東鉄道常総線の下妻駅の商店街の裏手の酒場街の露地にあるマージャン屋さんにて…
店内には、あきひこと20代の男性従業員さん4人がいた。
若い従業員さんたち4人は、あきひこのお金を利用してかけマージャンで遊んでいた。
大量にたばこを吸って、アルコール類をガバガバのんで、脂っこい丼物や天津飯やあんかけ麺などを食べながら『リーチ』だの『ロン』などと叫んでいる4人の従業員さんたちをあきひこはものすごく冷めた目つきでみつめていた。
20代の男性従業員さん4人は、最初のうちは楽しいと思っていたが、日をおうごとに負い目になっていたので『このままだと、おれたちはダメになってしまうかもしれない…』とつらそうな表情を浮かべていた。
「なあ…」
「何や…」
「オレ…帰りたいのだよぅ…」
「何だよお前…せっかく三河島さんがぼくたちの晩ごはんのお世話をしてくださっているのだぞ!!どうして楽しくない表情でいるのだよ!!」
「どうしてってさ…オレたちこのままだとダメになってしまうのだぞ…わかってんのかよ!?」
「わかっているよぉ…だけどな、今はマージャンを楽しんでいるのだからマージャン楽しめよ!!おい(北の席に座っている男性従業員さん)!!」
「(具合が悪い声で)何やねんもう…わて…帰りたいねんなぁ…」
「オメーの番が回ってきたのだぞ!!」
「分かっとるわ!!」
具合が悪い声で言うた男性従業員さん(28歳くらい)は、ものすごくイヤそうな表情でマージャンパイをさわっていた。
それから7時間後の深夜1時過ぎのことであった。
この時、メンバーで1番若い男性従業員さんのAさんが大量にアルコールをのんでいたのでグデングデンに酔っぱらっていた。
Aさんは、帰りのタクシーの中でごろんと横になって、グーグーと大きなイビキをかいて寝ていた。
タクシーは、小貝川の河川敷の公園に到着した。
Aさんは、河川敷の公園から歩いて7分のところに自宅があるが、Aさんは河川敷の公園から歩いて帰るつもりが、大きなイビキをかいて寝ていたので、運転手さんが思い切り困り果てていた。
「お客さん…お客さん起きてくださいよ…お客さん、河川敷の公園から歩いて帰るのでしょ…」
「眠いねんなぁ…」
「お客さん!!あのね、タクシーは寝台特急じゃおまへんねん!!起きてくださいよ!!」
「イヤや…いやや寝たいねん…グーーーーーーーーーーーーーッ!!グーーーーーーーーーーーーーッ!!グーーーーーーーーーーーーーッ!!」
「お客さん!!お客さん…お客さん!!」
「グーーーーーーーーーーーーーッ!!グーーーーーーーーーーーーーッ!!グーーーーーーーーーーーーーッ!!グーーーーーーーーーーーーーッ!!」
Aさんがものすごく強烈なイビキをかいて寝ていたので、運転手さんは思い切りキレていた。
困りまんねん…
こないなところで寝られたら困りまんねん…
運転手さんは、ものすごく強烈なイビキをかいて寝ているAさんを公園のベンチの上に寝かせてから、Aさんのご家族の家に電話をしていた。
その時、Aさんの家では…
Aさんの帰りを待っている母親は、韓流ドラマのDVDを見ながら脂ぎったデリバリーピザをさかなにアサヒカクテルパートナーのスクリュードライバーをのんでいた。
家の電話の着信音が鳴り響いているのに、Aさんの母親は韓流ドラマの方が大事なので電話に出なかった。
困り果てたタクシーの運転手さんは、Aさんを置き去りにした後、タクシーに乗って逃げて行った。
恐ろしい悲劇は、それから数分後に発生した。
大きなイビキをかいてベンチでごろ寝をしているAさんの前に、白のブラウスとマゼンタとシルバーのチェックのスカートのふさこがやって来た。
ふさこは、Aさんを見るなりに過激な行動に出てしまった。
ふさこは、デイスイ状態でものすごく強烈なイビキをかいて寝ているAさんの右の手首をスカートの中に入れて、ショーツを引きずりおろした後、左手に引きずりおろした白のショーツをにぎらせた。
続いて、Aさんの左手を使って白のブラウスを破いて、その後下につけていた白のブラジャーを思い切り引きちぎらせた後、引きちぎられて金具が壊れてしまったブラジャーを左手ににぎらせた。
ふさこはこの後、より過激な行動を起こした。
それから5時間後のことであった。
河川敷の公園に、地区の住民のみなさまが集まって、ラジオ体操の準備をしていた。
ちょうどその時に30代の奥さまがより強烈な叫び声をあげたので、パニックが広まっていた。
「ギャァァァァァァァァァァァァ!!ギャァァァァァァァァァァァァ!!」
この時、ベンチの上ではデイスイ状態で強烈なイビキをかいて寝ているAさんが両手に女の子の下着を握っていて、破れたブラウスとクシャクシャになっているマゼンタとシルバーのチェックのスカートが乗っかっていた上に、えげつないカッコウになっていたので、近所の奥さまがより強烈な叫び声をあげていた。
その後、茨城県警のパトカーがけたたましいサイレンを鳴らして現場に到着した。
Aさんは、ケーサツに公園を通りかかった女子校生をグチョグチョになるまで犯して大ケガを負わせた容疑で逮捕された。
「オレは無実だ!!出してくれ!!出してくれ!!出してくれ!!」
Aさんは、留置場の中で激しく泣き叫んでいた。
しかし、Aさんは女子校生をレイプした後に大ケガを負わせた容疑でこのあと厳しい取り調べを受けることになっていた上に、3年前に茨城県北部の山林で小学生の女子児童を殺害した容疑で逮捕状が出ていたので、再逮捕されて家に帰れなくなった。