桜の咲く頃……… 君を想う
「大丈夫?
怖かったよね?……………ごめんね。
アイツ、普段は良い奴なんだけど………アルコールが入ると………。」
「すみません、大丈夫です。
社会人になってもこんな感じで…………恥ずかしい。
アルコールが苦手で………。
ホントに………私こそ先生にご迷惑おかけして…………。
先生もあちらで、楽しくされていたのに……………。」
俺の友人だから気を使ってるのか………
恐縮しまくりだ。
「だったら、木下さんが他の人にお酒を勧められないように
ここに座って良い?」
どさくさに紛れて、彼女の隣をキープする。
「あっ、でも…………。
先生…………お友達と…………。
お時間も少ないのに…………私のせいで………ご迷惑は………。」
………………う~ん。
これは、恐縮??
それとも…………やんわり断られてる??
不意に、4年前のあの日。
図書館で一人待ちぼうけしたことが………頭を過った。
もしかしたら…………
もう俺への気持ちは………過去のこと?
やっぱりチャンスは………もう残ってなかったのかもしれないなぁ。
俺の不安に気づいてるかのようなタイミングで…………。
携帯がコールした。
……………教頭かぁ。
席を外し確認すると「早く帰って来て欲しい」と催促。
ここがラストチャンスの潮時かなぁ。
彼女に『学校から呼び出しが入った』と伝えても、鈍い反応。
……………………終わったな………。
長かった片思いに諦めをつけ、会場を後にした。
怖かったよね?……………ごめんね。
アイツ、普段は良い奴なんだけど………アルコールが入ると………。」
「すみません、大丈夫です。
社会人になってもこんな感じで…………恥ずかしい。
アルコールが苦手で………。
ホントに………私こそ先生にご迷惑おかけして…………。
先生もあちらで、楽しくされていたのに……………。」
俺の友人だから気を使ってるのか………
恐縮しまくりだ。
「だったら、木下さんが他の人にお酒を勧められないように
ここに座って良い?」
どさくさに紛れて、彼女の隣をキープする。
「あっ、でも…………。
先生…………お友達と…………。
お時間も少ないのに…………私のせいで………ご迷惑は………。」
………………う~ん。
これは、恐縮??
それとも…………やんわり断られてる??
不意に、4年前のあの日。
図書館で一人待ちぼうけしたことが………頭を過った。
もしかしたら…………
もう俺への気持ちは………過去のこと?
やっぱりチャンスは………もう残ってなかったのかもしれないなぁ。
俺の不安に気づいてるかのようなタイミングで…………。
携帯がコールした。
……………教頭かぁ。
席を外し確認すると「早く帰って来て欲しい」と催促。
ここがラストチャンスの潮時かなぁ。
彼女に『学校から呼び出しが入った』と伝えても、鈍い反応。
……………………終わったな………。
長かった片思いに諦めをつけ、会場を後にした。