笑顔の行方
種明かし
「寧々~!」
あれから毎朝、俺の声が響く我が家。
5つ買った目覚ましは……………
全てマックスの音量の物を購入。
「明日こそ自分で起きるね!」
呪文のように、同じ言葉を唱えてセットするが…………。
全く効果なし。
少しずつ遠ざけて置いてみたり
一つのところで一斉に鳴るようにと、枕元にまとめて置いてみるも………
一度として自分で起きた試しはない。
むしろ、煩いと布団に潜ってしまい
余計起こしにくくなってしまった。
「寧々、目覚ましで起きれないなら………
明日の朝は、違う方法で起こしても良い?」
内心、イタズラ心満点の俺だけど。
今気づかれては、意味がない!
せっかく面白い遊びを思いついたのだから。
「目覚まし5個でも無理なのに。
……………大丈夫??
失敗したら、二人揃って遅刻するよ?」
「あぁ、分かってる。
大丈夫だから、安心して眠りなさい!」
不安顔マックスの寧々に、ニッコリ笑って
大丈夫だと伝えた。
あれから毎朝、俺の声が響く我が家。
5つ買った目覚ましは……………
全てマックスの音量の物を購入。
「明日こそ自分で起きるね!」
呪文のように、同じ言葉を唱えてセットするが…………。
全く効果なし。
少しずつ遠ざけて置いてみたり
一つのところで一斉に鳴るようにと、枕元にまとめて置いてみるも………
一度として自分で起きた試しはない。
むしろ、煩いと布団に潜ってしまい
余計起こしにくくなってしまった。
「寧々、目覚ましで起きれないなら………
明日の朝は、違う方法で起こしても良い?」
内心、イタズラ心満点の俺だけど。
今気づかれては、意味がない!
せっかく面白い遊びを思いついたのだから。
「目覚まし5個でも無理なのに。
……………大丈夫??
失敗したら、二人揃って遅刻するよ?」
「あぁ、分かってる。
大丈夫だから、安心して眠りなさい!」
不安顔マックスの寧々に、ニッコリ笑って
大丈夫だと伝えた。