お転婆魔女は性悪イケメン男子に恋をする
「でもまさか凛もだったとは思わなかった」



「私も。全然気づかなかった」



「魔法族側と魔族側の人間だとしても俺はお前を離す気はないからな」



「私も離れる気はないもん」



そう言うとびっくりした顔をした春稀。



ん?



今、私とんでもないこと言ったような気がする。




「それは一生俺の下僕がいいってことか?」




ニヤッとしながらドSを発揮する性悪男。




「違うってばー!」




私の虚しい叫び声が天井に反響した...。



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