お転婆魔女は性悪イケメン男子に恋をする
「かいちょー。誰ですか?」



なんか知らない声がする。



「あ、月希だよ。うちの娘。またの名を女王月華」



「えぇぇぇぇ!」



なぜそんなに驚くのかわかんないんだけど...。



「あ、あの...ほんとに申し訳ありませんでした!俺、あなたを殺そうと...!」




「え、魔族?なんでここに?」



「あなたの想いが通じたのよ。今は魔族と魔法族協力してがんばってるの」



その言葉と目の前の魔族の少年が私に頭を下げている光景を見て涙が溢れた。




「やっと...!願いが叶った...」



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