お転婆魔女は性悪イケメン男子に恋をする
「っ!?」



急に足を掴まれた。



「いやぁぁぁぁ!放してぇぇぇぇ!」



おばけさん、全然足放してくれません。



「ねぇ、お願い進めないんだけど」




おばけさんに懇願する私。



「やだ」



「は?」



まさかこの声は...。




「ほんとに放して春稀!」



「珍しく気づいたんだな」



「声でわかるもん。ねぇお願い無理早く出たいから放して」



「やだ」



「怖いんだってば...。っていうかなんでこんな暗いところで仕事してるの?春稀のかっこよさを出さないと意味ないじゃん!」



「可愛いこと言うなバカ。もう絶対放してやんねぇ」



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