お転婆魔女は性悪イケメン男子に恋をする
戸惑い顔の3人に別れを告げ、私は春稀の元へ向かう。



送り迎えはぜーんぶ春稀の家がしてくれてるから。



「はる...きゃっ」



突然近くの木陰に連れ込まれた。



「おかえり、悪い子ちゃん」



「え、いや、あの...」



ドンッ



「っ!?」



目の前には春稀の顔。



後ろには校舎の壁、横には春稀の手があって逃げられない。



これって言わゆる壁ドンってやつ...?



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