冷酷組長は泣き虫、天然に恋をした
男の子2人が庭で絵を描いていた
勇気「こんばんわ、暗いところでお絵描きしてると目が悪くなっちゃうよ?」
?「さっきの兄ちゃん」
勇気「さっきは教えてくれてありがとう!俺勇気って言うんだ!2人の名前は?」
郁斗「桐生 郁斗 (きりゅう いくと)」
北斗「高橋 北斗(たかはし ほくと)」
郁斗「1年生」
勇気「教えてくれてありがとうございます」
北斗「何しに来たの?」
勇気「お二人のお食事を持ってきました。」
北斗「持ってくるの忘れてた、ありがとう」
勇気「いえいえ、2人の邪魔したら悪いので俺は戻りますね、」
郁斗「勇気兄ちゃんも一緒にたべる?」
勇気「?!邪魔でなければ!今から俺のも持ってくるので!」
北斗「うん」
だけど部屋に戻ると、私のソーメンはなくなっていてもはやみんなが騒いでいたので、私は誰にも声をかけずに、残りのソーメンだけを持っていった
戻ると私用の座布団が準備されていた
勇気「若!ありがとうございます!」
ズズッズズ〜
若2人『美味しい!!』
勇気「暑い時は冷たい物に限りますね!」
北斗「勇気兄ちゃんは変わってるね」
勇気「?どうしてですか」
郁斗「俺達が兄ちゃんの弟って知るとみんな一 歩下がって壁ができるのに」
北斗「お兄ちゃんは普通の対応だからね笑」
勇気「ごめんなさい、俺そう言うの苦手
で……」
2人は食べ終わると私の方に寄りかかり眠そうな目をしていた
勇気「お二人共お風呂に入らないと」
北斗「……眠い」
郁斗「……お風呂に入れて」
子供は睡魔に勝てないのね笑
服を着てれば……大丈夫よね、根拠ないけど
勇気「北斗君から頭洗いますね」
北斗「んん〜」
シャーゴシゴシ
北斗「気持ち〜」
勇気「ちゃんと目瞑ってください、目に入りますよ〜」
北斗「はーい!」
勇気「目が覚めましたか?」
北斗「うん!!!!」
その後は郁斗君も同じように目が覚めたようだった
郁斗「お兄ちゃんもお風呂入れば?」
勇気「俺は後でいいです、それより頭きちんと拭きたいので近寄ってください」
北斗「お兄ちゃん服濡れてるから一緒に洗えば良かったのに」
勇気「いろいろあるんです」
若2人『ふーん笑』
北斗「行くぞ!郁斗」
郁斗「ああ!」
勇気「え、あ、ちょっと2人とも!」
私はずぶ濡れとは行かないが拭かずに2人を追いかけた。服は着させたが頭を吹いていないのでまだ水分が残っていたからだ
北斗「お兄ちゃん来たぞ〜逃げろ〜笑笑」
勇気「こらー」