冷酷組長は泣き虫、天然に恋をした
気持ちよく眠っていると硬い物が2個頭とお腹にぶつかった。
美海「いだっ!」
な、なに…先生仕事終わったのかな?
美海「せ、せんせっ」
キキー!
先生の急ハンドルで私は思いっきりドアに頭をぶつけてしまった。
美海「あだ!」
陸「もっとスピード出せ!間に合わないぞ!」
これよりもスピードが?!
キキーブンっ!
ゴン!
美海「だぶし!」
ゆっくり運転して〜
瑠「近道するぞ!ちゃんと歯食いしばれよ!」
陸「おう!」
食いしばれるか‼︎
てか先生私のこと忘れてる〜
美海「も、もう無理〜」
陸「…ん?おい!どうやら俺らを足止めしようとする奴がいるみたいだぜ!」
瑠「ち!こんな時に!」
そうだよ!こんな大変な時に来るなよ‼︎
陸「少しまけ!」
瑠「いや、そのまま連れて行く!降りた瞬間ボコす!」
陸「それもいいな!笑」
よくねぇ〜
男「とまれ!窓割るぞ!!」
瑠「…ふっ笑やってみろ!」
男「なんだと!!」
瑠「ふっ!!」
男「うわっ!」
美海「どわぁ〜!」
男は瑠さんの車に体当たりされ落下
私は車のドアに顔面をぶつけて鼻血がまた出てしまった。
瑠「着いたぞ!降りろ」
陸「おう!」
私は降りられねぇ〜
仲間1「瑠さん!おかえりなさい‼︎」
瑠「今は挨拶よりこいつら倒すぞ!」
仲間2 「はい‼︎」
陸「おら!こいよカス!」
男「舐めやがって!!」
バキ!
私は状況を把握する前に鼻血を止めるためにティッシュを探して鼻にティッシュを鼻に詰めた
美海「んん〜所々痛い…んん…」
私は泣きそうになるのを我慢していると先生達は家の中に入ってしまった。
1人でここに居たくなくてティッシュを鼻に詰めたまま車から降りると後ろから声をかけられた
男「お前あいつらの仲間か!」
美海「?!」
嘘?!さっきのバイクで落下した人!
タフすぎでしょ!
男「へへ笑笑この人数で立ち向かえるか〜」
美海「…できるわけない〜逃げるが勝ちだ‼︎」
男「まて!」
美海「そう言って止まるバカいるか!」
私は後ろを向きながら喋っていると
男「おい!前!」
美海「へ?前…ゴン!ぐだ!」
ま、前ちゃんと…見るんだった…気が遠くなるところでさっきの男は
男「こいつバカか」
男「こいつ…ひと…ち…ぞ」
途切れ途切れ聞こえてそこで私は気を失ってしまった。