冷酷組長は泣き虫、天然に恋をした

 今日も雪くん達と一緒に学校に向かって授業をしてお昼ご飯になった。


         屋上

雪「ふーあ〜ねみ、」


美海「雪くんいつも言ってない?笑」


雪「そうか〜」


真実「美海ウィンナーちょうだい」


美海「良いよ笑」


ルキ「俺も〜」


美海「どうぞ〜」


七尾「そういえば先生から聞いたと思うけど、2人とも通り魔には来おつけろよ」



翔「通り魔ちょっと厄介みたいだしな〜」


真実「通り魔誰か知ってんの?」


陸「いや、噂で聞いた」


真実「なんか帰るの怖くなるよね〜」


美海「うん…雪くん達気をつけてね」


雪「なんで?」


美海「だってよく遊ぶんでしょ?そしたら外出る事になるから…」


雪「ああ、気をつける」


翔「あんがとな」


美海「うん…」


  私は少しみんなが本当に何もないのか少し心配だった。


   
       放課後


真実「美海!今日彼氏と帰るから雪くん達と帰ってね!それじゃあ!」


美海「あ、うん!また明日!…」


美海「雪くん達にLINEっと…」


雪『悪い、用事でみんなもう倉庫だ』


美海『そうなんだ、』


ルキ『迎えに行ってやるよ!』


美海『それは良いよ!』


翔『1人で帰るのか?』


美海『うんん!お父さんに迎えに来てもらう!』


翔『そっか、明日は一緒に帰ろうな』


美海『うん!』

  
  みんなとのグループLINEは終わり家まで1人で帰る事になった。


  お父さんは今仕事だから迎えに来てとはいえずに嘘をついてしまった、私は…少し暗くなった道緊張しながら歩いた。


美海「…」


   通り魔なんてまだちょっと明るいし、出ないよね…


美海「…」


   コツコツ


美海「今…足音がしたような…」


  でも後ろを見るの怖いよ〜


  よっし!早歩きしよ!


美海「…」


?「コツコツ」


  嘘でしょーーー!まだ後ろにいる…いや待てよ…もしかしたら私の勘違いかもしれない…よっし!後ろを見よう!


美海「えい!」


   シーン…


美海「いない…それじゃあ、やっぱり私の勘違いか〜笑」


  私は前を向き前を見ると


男「やあ〜」


美海「え…」

  
男「君、可愛いね〜」


  私はすぐに気づいた、この人はいい人ではないのだと


  とっさに頭に浮かんだ相手は…


美海「…助けて、真希さん」

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