冷酷組長は泣き虫、天然に恋をした
失恋

次の日


 ぴぴぴぴっ!


 アラームの音がする…まだ眠い…


 10分経過…


母「美海‼︎起きなさい‼︎」


美海「?!え?なに?地震!え?え?」


母「何言ってんのよ!学校遅刻するわよ‼︎」


美海「はっ!しまった!早くアラームつけたのになんで私起きないかなーもー」


母「あんたなったアラーム消したでしょ」


美海「まじ?」


母「まじ」


美海「もうー!私のバカ!」


   私は結局いつも通り、まあ、少しずつでいいよね!


   それから準備をして荷物の確認もせずに学校に急いで行った。


美海「行って来まーす!」


母「顔つけるのよ!」


  まだこの時間ならギリギリ間に合う!私の足!頑張れ‼︎


美海「ダメだ…やっぱり…疲れた〜」


  結局アウト


美海「この時間なら早歩きで…大丈夫よね!はぁはぁ〜」


菊「おや?こんな所で会うとは珍しいですね」


美海「菊さん!」


菊「おはようございます」


美海「おはようございます」


菊「今日はのんびりですね」


美海「はい!ギリギリ間に合うので」


菊「…そうだ今日帰り時間はありますか?」


美海「ありますけど、何かあるんですか?」


菊「組に一緒に来てください、私が迎えに行きます。それから瑠生達にも内緒で、あと男装をさせます」


美海「え?!どうしてですか?」


菊「…来たらその理由も私が連れてきた理由もわかるでしょう」


美海「わかりまし」



菊「それから、今日全校朝礼では?」


美海「はい?」


菊「…?」


美海「私今から走ります」


菊「かけないようにしてください、帰りは裏門で」


美海「はい!」


  それから私はまた走り出した


菊「…後で傷つくのなら今日見せた方が楽…申し訳ありません。美海さん、貴方の恋をここで終わらせます。」

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